2、外郎
米粉や小麦粉などの穀物粉ではなく、わらび粉を主原料として、副素材として小倉が使用されているのが特徴。棹ものとしては、長さ4寸、厚さも1.5cmととても小振り。「白」「黒」「抹茶」の3種類がある。
2、1 白外郎
「白外郎」にも、副素材に小豆が使用されていて、他地域のういろうからみると「小豆ういろう」という感覚。同じ「外郎」と呼ばれる菓子でも、地域によって差異が見られ、そういう点を発見するのも興味深い。
伸びがなく、プルンプルンとした感触は、わらび餅に近い。一方、小麦粉が使用されているためか、モチモチして粘りも強い。名古屋のういろうと比較すると、餅のような粘りがなく、羊羹に近い印象がする。わらび粉には、穀物粉(米粉・小麦粉)のような強い香りや味がないためか、クセがなくあっさりとして食べやすい。
価格 |
208円 |
原料 |
わらび粉 |
内容量 |
85g |
甘さ |
48 |
円/100g |
244円 |
固さ |
3 |
包装 |
フィルム |
伸び |
2 |
賞味期限 |
7日 |
粘り |
5 |
2、2 黒外郎・抹茶外郎
「黒」と「抹茶」は、わらび粉(タピオカ澱粉・本わらび粉)が主原料。両者とも、色だけでなく味も濃厚である。小豆の舌触りと相まって、羊羹に近い食感がする。
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