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京都・五建外良屋
 
 

1、お店

 京都市唯一のういろう専門店。
 1855年(安政2)、谷川重三が六波羅蜜寺や清水寺参拝の客のために、五条の建仁寺に茶店を開いたのが最初とされる。1943年(昭和8)、「建五外良屋」から現在の「五建外良屋」に改称。1977年(昭和52)に現在の地に本店が移転した。
 本店やJR京都駅のほか、有名百貨店に多くの店舗を展開している。


 住所
  Tel
 営業時間
 定休日

 公式サイト
 通販サイト
 京都市東山区五条橋東2-18
  075-561-6101
 8:30〜20:00
 
無休
 http://www.gokenuiro.jp/
 「和菓子モール」 ネット販売あり

 08年7月 


2、ういろ

 ういろうは次の3種類がある。
 「五建ういろ」は真空パックされた竿状のもの。「黒砂糖」「栗」「小豆」「白」「抹茶」の5種類。
 「麩ういろ・豆腐ういろ」は、上記に比べると新しい商品である。
 「生ういろ」は一口サイズ。「抹茶」「白」「ゆず」「抹茶ゆず」「小豆」「栗小豆」などの8種があり、6本入りと8本入りが選べる。賞味期間は2日間。




 2.1 五建ういろ・白

 名古屋のういろうと比較すると、おおよそ半分の薄さ(2.5cm)。まずは形状の違いに目が行った。色は、米粉素材のういろうよりも濃く、やや乳白色。
 
 水分が少なめで伸びがなく、羊羹のような食感。高級な小麦粉素材という点からみると、名古屋の孝和堂と似ている。一口大に切り取っても崩れにくいが、口の中に入れると粘り気が伸びが出てくる。
 

価格 800円 甘さ 47
内容量 360g 固さ
/100g
222円 伸び
主原料 小麦粉 粘り



 2.2 生ういろ・白

 基本的には、上記の五建ういろと味と同じような食感・味である。小豆や栗がトッピングされたものが多く、水無月の伝統を受け継ぐ京都ならではの印象を受ける。トッピングのない名古屋のういろうを見慣れた目には、華やかに映る。