ういろうEXPO > ういろう店リスト > 2500012

 
 
小田原・ういろう

 


 1、お店

  お菓子の「ういろう」の元祖。お店の名前も、そのものずばり「株式会社 ういろう」である。
 室町期より小田原に店を構え、戦国期は北条氏の、江戸期は小田原藩主家の保護下で薬店として発展した。お菓子の「ういろう」を一般に販売するようになったのは、明治4年になってからのことである(詳細はこちら)。現在の当主は24代目。
 旧東海道(国道1号線)沿いの店舗は、北条時代の「八棟造り」を再現したものとされ、外郎博物館が併設されている(訪問記参照)。

 住所
  Tel
 営業時間

 定休日
 公式サイト
 
 小田原市本町1-3-17
  0465-24-0560
 10:00〜17:30 (4〜10月)
 10:00〜17:00 (11〜3月)
 水・第3木曜日
 http://www.uirou.co.jp/uiro.html
  
通信販売あり

   07年6月 

 2、ういろう

 2、1 ういろう

 
「白」「黒」「茶」「小豆」および「栗」の5種類がある。竿物としては5寸とかなり小振りだが、比重が高いためか、ずっしりとした重みを感じる。

 「白ういろう」は、透き通ったような白。水分が少なく、原材料の米粉と砂糖が凝縮されたような質感がある。名古屋のういろうと比較すると固くて伸びも少なく、羊羹のようでもある。水飴が含まれているためか、餅の粘り感とは少し違う、歯に絡むような独特の粘り感がある。
 

 「黒ういろう」は、他の黒ういろうには見られない、濃厚な黒砂糖のコクや味わいが印象的。小豆が含まれていて、こちらも羊羹のような舌触り。



価格 571円 主原料 米粉
内容量 250g 甘さ 64
円/100g 228円 固さ
包装 アルミ 伸び
賞味期限 10日 粘り



 2、1 菊桐ういろう

 
外郎家が後小松天皇から賜った菊桐紋を施したのが、2005年に発売が開始された「菊桐ういろう」。10月上旬から5月中旬にかけての季節限定販売となっている。

 
菊紋の桜ういろうは白餡が、桐紋の抹茶ういろうは中に黒餡が中に入っている。外郎地は、上記の竿物とは異なり、柔らかい。

価格 1143円 原料 米粉・葛粉
内容量 40g×6 甘さ 57
1ケ 190円 固さ
包装 セロファン 伸び
賞味期限 3日 粘り